基本情報ジャンルクラシックフォーマットCDレーベルSony Classical *cl*発売日2020年01月31日商品番号19075991902発売国Europe組み枚数16関連キーワード value 0190759919026 style706 【FS_708-2】出荷目安の詳細はこちら>>楽天市場内検索 『在庫あり』表記について商品説明20世紀アメリカを魅了した名ソプラノ、アイリーン・ファーレル生誕100年記念リリース!コロンビアへの全録音をCD16枚に集大成20世紀アメリカを代表する名ソプラノ、アイリーン・ファーレル[1920-2002]。
その生誕100年を寿ぎ、ファーレルが1946年から63年にかけてコロンビアに録音した全歌唱をCD16枚にギッシリと詰め込みました。
ヴォードヴィルの一家に生まれたファーレルは、小さいころからその声の魅力を開花させ、20歳を前にしてCBSラジオで自分の番組を持つほどで、シナトラもゲストに登場するほどの人気でした。
その番組でファーレルはオペラ・アリア、ライト・クラシック、アイリッシュ・バラード、ブロードウェイ・ソングまでを幅広く披露し、アメリカの国民的な人気歌手となりました。
このボックスにも、声の素晴らしさがジャンルを越境していくかのようなファーレルの魅力が反映されています。
ファーレルの番組に魅了されたストコフスキーは1949年にニューヨーク・フィルとの演奏会で彼女を起用し、それがきっかけとなって当時の同フィル音楽監督だったミトロプーロスの知遇を得、彼はファーレルを1951年の『ヴォツェック』の演奏会形式上演に起用します。
その上演はコロンビアによってライヴ収録され、同曲の世界初録音として高く評価されることになりました(ディスク1-2)。
オペラ・デビューは1956年、サンフランシスコでのビョルリンクと共演した『トロヴァトーレ』でした。
サンフランシスコでは引き続いてケルビーニの『メディア』にも出演し、ほどなくしてニューヨークで録音されたその抜粋版(ディスク3)は、有名なマリア・カラス盤と比較して「隙のない声の美しさと知性を兼ね備えた歌唱」と絶賛を受けています。
ディスク4、5、9、12は、ファーレルが得意としたオペラの諸役のアリア集で、メトの音楽面を支えていた名指揮者マックス・ルドルフとファウスト・クレーヴァが伴奏を担っています。
ディスク14のバーンスタインと共演したワーグナー『神々の黄昏』の『ブリュンヒルデの自己犠牲』と『ヴェーゼンドンク歌曲集』は1961年のグラミー賞を受賞した超名演です。
オラトリオでもその表現力豊かな歌唱を称賛されたファーレルゆえに、オーマンディ指揮のヘンデル『メサイア』(ディスク8)やバーンスタイン指揮のベートーヴェン『ミサ・ソレムニス』(ディスク11)に起用されるのは当然のこと。
それは声量を必ずしも必要としない歌曲(ディスク7、16)においても有効でした。
ファーレルのレコードで最も売れたアルバムはルーサー・ヘンダーソンと共演した1959年の『I Gotta Right to Sing the Blues』(ディスク6)と言われています。
「ファーレルはワーグナーやケルビーニのアリアから、安々とアーレンやロジャースの世界へと越境している。
ファーレルのイメージからは程遠いレパートリーで、ジャズといってもいいほどの自由なスタイルで、その美声を響かせている」と、ファーレルの出自を知らないクラシック評論家に評されたほどの「歌のパワー」を感じさせる絶唱と言えましょう。
いずれも現在で最新のリマスター音源が使用されており、LP6枚分はオリジナル・アナログ・マスターテープより、24bit/192kHzリマスターが施されています。
それぞれのディスクはオリジナルLPのカップリングを基本とし、ディスク8には『メサイア』全曲盤からのファーレルのソロ、ディスク14にはリンカーン・センターのフィルハーモニック・ホールのこけら落としで上演されたヴォーン・ウィリアムズの『音楽へのセレナード』が追加されています。
各ディスクはジャケットのデザインによる紙ジャケに封入され、レーベルも初出時のデザインが採用され、詳細なトラックリストを掲載したオールカラー・ブックレットとともに、クラムシェルボックスに封入されています。
(輸入元情報)・完全生産限定・商品サイズ:L 13.5 cm x W 13.5 cm x H 4.5 cm【収録情報】Disc1-2● ベルク:歌劇『ヴォツェック』 Op.7 全曲 アイリーン・ファーレル(ソプラノ) マック・ハレル(バリトン)曲目リストディスク11.Berg: Wozzeck, Op. 7ディスク21.Berg: Wozzeck, Op. 7...他